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【4ヶ月ぶりだけどやっぱり面白い】COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 08月号 [読書感想]

ちゃんと読んだのは、レビュープラスさんからいただいた4月号以来(5、6、7月は立ち読みでスンマセン)。

なんか変わったなぁ、っていうのが初見の感想。何が変わったのかというと、以下のように7月号から新装刊したそうなので、目次の装丁などデザインが変わってるのは当たり前なんだけど、特に新企画の「Courrier bis」かな。

CourrierJapon Jul 09, 1:20pm via HootSuite

@nikabeni 先月から新装刊して、新しいコーナーを増やしました。楽しんでいただけると嬉しいです。

 

↑とのことだそうですが、Courrier bis で「クラウド化計画vol.2」ってことで Evernote が取り上げられてるけど、正直いらないかなぁ、。っというか、あんまりツールの紹介とかは増やして欲しくない(そこらは、日経アソシエあたりにまかせとけ、と)。

また、巻末の「読者の声」で、英語圏の記事が多すぎるとあり、ジブンも同意見。先月のアップル、今月のtwitter特集といい、どちらもあくまで日本、英語圏、広く見ても先進国、北半球で流行ってるだけ。もっと普段触れない世界の記事が見たいなぁ。

まぁ、初見の感想・願望はここらまでにしといて、気になった記事をちょこっと取り上げきます(ちょっと書き方をChange☝してみました)。

【目次】&【感想】

Special Feature 人生を変える "つながる力" ──ツイッター時代の「人間関係論」

たちあがれ! みんなのクーリエ新党 世界に学んだ8つのマニフェスト

84b78db2-cc33-449e-9de5-9463285f8078教育
世界中の学生を受け入れるべく、大学の授業をすべて英語で行います

まるで、某IT企業R天のM木谷さんみたいなことを言ってますねww。

メリットとしては、

・英語で学位が取れ、英語圏への留学の必要なし

・留学生がいっぱい来るようになる

一方デメリットとしては、

・授業が面白くない(教授が冗談を交えたりできない)

・質疑応答に消極的になる

・英語でノートをとるのに必死になり、理解できない

と本誌では、挙げられてますが、他にもストレスが貯まるとか、英語ができないと出世できないとか、いろいろがありそうです。ジブンは、英語というか、他国語を勉強する前に、日本と海外の文化の違いをもっと知るべきだと思う(歴史とか宗教とかね)。そのためにも日本のことをもっと勉強すべきだと思う。日本人は日本の歴史を知らなすぎる。坂本龍馬なんていうあんな、司馬遼太郎が創ったようなミーハー的な人物じゃなく、日本史の流れとか。例えば、「日本は世界で最初に国連の差別撤廃を提唱した国なんだ(1919年、パリ講和会議にて)」とかね。

 
【参考】
英語公用語化について一言/A few words on the language in your office(404 Blog Not Found)

三木谷さんってここまで頭わるかったっけ?(楽天が社内公用語を英語化の件)英語公用語化について (内田樹の研究室)

世界が見た NIPPON 世界が見た政治漂流 NIPPON 

全米チャンピオンの「暗記術」 記憶力は、鍛えられる。 

SPECIAL REPORT 
オランダの「 タレント養成工場」 に潜入 世界的なサッカー選手を育てる方法とは
 

【実演販売、トマト調味料、黒い白鳥から学ぶ】ケチャップの謎 [読書感想]

 

かなり久々の更新です。前回のクーリエジャポンに引き続き、レビュープラスさんからの献本です。アザスm(*_ _)m

献本いただいたのは、3章まででしたので、その点ご了承願います。

 

【内容説明】(by amazon)

本書のテーマは「Minor Genius」。

一見小さな世界で、世界を変えるほどの大きな仕事をした人々の物語です。

第1章 TVショッピングの王様

アメリカのキッチンを征服した男

第2章 ケチャップの謎

マスタードは十種類以上、なのにケチャップは、なぜ同じ味?

第3章 ブローイング・アップ(吹っ飛び)の経済学

ナシーム・タレブが壊滅的損失の不可避性(ブラックスワン)を投資戦略に転換させるまで

第4章 本当の髪の色

ヘアカラーと戦後アメリカの隠れた歴史

第5章 ジョン・ロックの誤解

避妊薬(ピル)の開発者が女性の健康について知らなかったこと

第6章 犬は何を見たのか?

カリスマ調教師 シーザー・ミランの“神業”

昨年のベストセラー『天才! 成功する人々の法則』でおなじみ、“アイデアの魔術師”ことマルコム・グラッドウェル。

『ニューヨーカー』誌掲載の歴史的名コラム6本を収録。

「グラッドウェル×勝間和代」のスーパー・プロジェクト第二弾!

【書き抜き】

p9 優れた文章かどうかは、人を説きつける力で決まるものではない。ともかくも、本書に掲載されたタイプの記事はそうではない。優れた文章かどうかは、読む者を引きずりこみ、何かを考えさせ、誰かの頭の中を垣間見せる力によって決まる――たとえ読んだあとに、その誰かの頭の中があまり居たくない場所だったとしても、だ。

確かに、いくら文章の構成、内容が優れていても、何かコレってくるものがないとね。

p71 モスコウィッツが会社を立ち上げたのは一九七〇年代のこと。初期のクライアントの中にペプシがいた。当時、人工甘味料のアスパルテームが手に入りはじめ、同社はダイエットペプシひと缶に最適なアスパルテームの量を知りたがっていた。

ここは、TED Conference  でグラッドウェルさん講義?トーク?がそのまんまされてるので、リンク貼っておきます。このトークは本著「第2章 ケチャップの謎」に書かれている内容の一部がグラッドウェルさん本人によりそのまま話されているので、本書購入に悩まれている方は見てから検討してみてはいかが?また、TED Conference は、ボランディアによって、日本語訳もされてたりするので、英語の勉強にも最適!!

・TED Conference 「Malcolm Gladwell on spaghetti sauce」

 

p86 ケチャップをその構成要素ごとに分析したあと、鑑定人は「振幅」と呼ばれる重要な項目を評価した。振幅とは官能分析のプロがよく使う言葉で、良く調和し、バランスの取れた風味が日のなかで「花開く」ことを表す。(中略)「コカ・コーラやペプシは何と言っても見事です」。ニュージャージー州チャタムにある、センサリー・スペクトラム社の副社長ジュディ。ヘイルマンが解説する。「どちらも美しい音色です。つまり風味のバランスが絶妙なんです。あれだけのバランスを実現するのは非常に難しい。

p97 タレブにとつて、金融市場でなぜその人間が成功するのかは厄介な問題だった。こんな暗算が成り立つ。世間に一万人の投資マネジャーがいるとする。これは、それほど的外れな数字でもない。毎年、その半数がまったくの偶然によってカネを稼ぎ、あとの半数がまったくの偶然によってカネを失うとする。その年、損失を出した者は駆逐され、残った者だけでゲームが再開される。すると五年後には三一二人が、 一〇年後には、わずか九人がまったくの偶然によって勝ち続けた者として生き残る。

p103 エンピリカの投資戦略は、きわめて独特なオプション取引だ。 一言で言えば、「オプションのみ、それも買い専門」である。

p120 ミッセルのビデオには、六歳児たちがクッキーを見つめ、待つために自分自身をなだめる様子が収められていた。(中略)テープは幼児が規律と自制、つまり衝動を抑制するための方法を身につけはじめる様子を映し出しており、幼児たちが懸命に気を紛らわせようとしているその姿を見たとき、私はある事実にはっと気づいた。子どもたちは、まさにナシーム・タレブそのものなのだ!タレブの意志の固さを、縁起をかつぐ病的な癖やシステム、自分を否定するような発言以上に説明するものがある。

p127 このような慎重さはもちろん、英雄的には映らない。会計士や日曜学校の教師のような生真面目さ、用心深さを連想させる。事実、世間は″この世のニーダーホッフアーたち″に惹かれる。なぜなら、誰もがみんな基本的にはニーダーホソフアーなのだから。

【感想】

1章は、キッチン用品を実演販売するポピール及びその一族に関する話、2章はケチャップ、スパゲッティソースからわかる人間の味覚に関する不思議、3章はブラックスワンの著者ナシーム・ニコラス・タレブを投資家ニーダーホッファーと対比した人物観察、といった感じになっている。

ジブン一番印象に残ってるのは、1章が一番印象に残った。これはなぜか?なんでだろう?2章(TEDの講義で大体知ってた)、3章(ブラックスワンでタレブ節を経験済みだった)より新鮮だったからか?書き抜きし辛かったからか?なんかわからんけど、これが一番きてる、ジブンには。そう、それこそ、冒頭P9の書き抜き読む者を引きずりこみ、何かを考えさせ、誰かの頭の中を垣間見せる力によるのかもしれない。

1章は、アメリカの実演販売人(ピッチマンというらしい)の話だけど、まぁ、日本で言えばジャパネット高田の高田社長みたいなもんかなぁ?まぁ、製品を自社というか自分で作って、それを販売してる点がちがうな。っで、実演販売の極意、いかに製品を魅力的に見せて、客を惹きつけるかetc・・・が、ロン・ポピールとその一族の話を通しながら綴られている。この1章を読んで、今後邦訳本を読むことが増えそうだ、むしろ、洋書が読みたくなった。

 

本書は、第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい (翻訳)天才! 成功する人々の法則同様、情報の安売りをするハウツー本なんかと違い、いろんな物の見方を発見させてくれる。安易なハウツー本、自己啓発本に飽き飽きしている人は読んでみては?

【編集後記】

本著は、冒頭のAmazon内容紹介にあったように、天才! 成功する人々の法則 に続き、グラッドウェルさんと勝間さんタッグの第二弾だけど、そういえば、先日勝間さんが出された不幸になる生き方 のamazonレビューが星1と星5の両極端だったので、それについてつぶやいたら、勝間さん本人から応答(初)があり、驚いた(;°д°)

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nikabeni : この賛否両論がものすごいのが勝間本の特徴か?星5つは信者のみ?Amazon.co.jp: カスタマーレビュー: 不幸になる生き方 (集英社新書) http://amzn.to/9LP472 5:15pm, Jun 30 from Web

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kazuyo_k : @nikabeni  いえ、今回は普通にみなさん、読んでいます。mixiのレビューとか、まともです。あとはこちらもどうぞ。http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2010/06/post-22ed.html 5:24pm, Jun 30 from Web

今回はと言ってるのがちょっと気になるけどww、まぁ、リアル書店では、本人周辺いわく、在庫切れらしいが、フツーにAmaとか楽天には在庫あんのになぁφ(=_= )ハテ? 。リアル書店では、期待してなくて発注少なくしといたら、予想以上に売れたってことかなぁ?(新書だから、手にとった人が、安いし買うかぁーって感じで売れてんのかもしれんな。)ジブンは買わんけどね。だって、この本も最近の勝間本に引き続き、404の小飼さんもMM読書感想のsmoothさんも書評はスルーしてるし、ビミョーなことはほぼ間違いないかと。

こんなDisり気味の編集後記はここらへんにして、久々の更新でしたが、今回も最後までよんでくれてありがとさん。(ちなみに、ジブンは勝間本はケッコ読んでる、図書館で借りてね。あっ、目立つ力だけ買ったワ)


【自動車業界が今\やべぇ/】COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 04月号 [読書感想]

ほぼ一ヶ月ぶりの更新ということで、ネタも前回に続き、COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 04月号からっす。

実は本誌は先日、レビュープラスさんの「クーリエジャポン編集部訪問イベント」に参加して、編集長の富倉さん(今月号から古賀さんと交代)から直接いただきました。あざーっす。P1000026.JPG

奥にいるのが、富倉編集長で、右の方は編集の井関さん。みなさんどうもお世話になりましたo┐ペコリ

それでは、本記事といきましょう!!

今回は、最近話題のトヨタさんを取り上げてみます。編集のほうもギリギリまで情報を集めていたそうで、大変だったそうです。



ほんとヤバイよ、続きが


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【不思議の国のバラク】COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2010年 03月号 [読書感想]

COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2010年 03月号 [雑誌]

COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2010年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/02/10
  • メディア: 雑誌
2週間ぶりの更新。東京への買い物ついでに就活してました。(説明会の合間にロフトでメモ帳探ししたり、ブックオフで本買ったり、漫喫で漫画よんでました。)

本誌はレビュープラスさんから献本いただきました。【世界の7不思議】COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 02月号に続き2冊目です。レビュープラスさん&クーリエ編集部さん、あざーす。

特集が貧困大国の真実ということで、新書大賞2009を受賞したルポ 貧困大国アメリカ 堤 未果さんが編集されていて、内容からみて続編に近い感じになってます。なぜ、「近い」といっているかというとクーリエジャポンは、世界中の記事を集めてきてそれを編集した雑誌だからです。なんで、堤さんが直接記事を書いているわけではなくて、あくまで責任編集です。

堤さんが書いた正式な続編としてはⅡ(ツー)が出てます。こちらもちょっと立ち読みしたんですが、本誌の記事とだいたい同じことが書いてあります。

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

  • 作者: 堤 未果
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 新書
ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)

  • 作者: 堤 未果
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2010/01/21
  • メディア: 新書
Ⅰのコミック版も出てるようだ。
コミック貧困大国アメリカ

コミック貧困大国アメリカ

  • 作者: 堤 未果
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/01/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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【可士和流本質を読み解く視点】佐藤可士和著「佐藤可士和の超整理術」 [読書感想]

佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術





今回は、クリエイティブディレクター、アートディレクターの佐藤可士和さんの処女本の紹介。
タイトルには整理術と書いてあり、ノウハウ本かと一見思ってしまうんですが、安易な付け焼き刃的なノウハウというよりは、いかに身の回りと、頭を整理して、アイデアを整理し、生かしていくかといった応用範囲の広い思考整理の方法が可士和さんの蒼々たる仕事とともに紹介されてます。

可士和流整理術が知りたければ続きを


タグ:整理 思考

【こりゃ、結果出せるワ】美崎栄一郎著「「結果を出す人」はノートに何を書いているのか」 [読書感想]


本書は出版されたばかりのころに、一度立ち読みしており、目次・はじめに・あとがきと1章を読んだんだけど、隣に奥野さんのだから、新書を読みなさいがあり、情報は1冊のノートにまとめなさいが浮かんできて、ただ3冊にしただけだよなぁ、と感じ、スルーしてた。
本書は、ジブンがスルーしてる間に、あれよあれよという間に話題の本となっていった。

ジブンの所有する本書は、著者の美崎さんには申し訳ないのだが、売れてる本の宿命ということで、ブックオフオンラインで入荷されてたおり、今になって買ってみた、という次第で。

改めて読んでも、やはり、1章・2章は情報は1冊のノートにまとめなさいを読んでいると、新鮮味に欠け(付箋も1枚だけ)、購入失敗か?と思いつつ、3章に突入すると、あれ、付箋貼りまくりじゃん、という状態に。

なんで、今回はジコチューに書抜きは3章からスタートです(情報は1冊のノートにまとめなさいを読んでいないまたは、1章・2章が気になる方は本書を購入してお確かめを)。


続きを読む


タグ:ノート術

【新聞・テレビの嘘と罠】佐々木俊尚著「2011年新聞・テレビ消滅」 [読書感想]

2011年新聞・テレビ消滅
 
 
 
 
 
これは、元テレビっ子のジブンとしては、ショックなタイトルでした。

記事タイトルはホッテントリメーカー製。ジブンはてぶ登録してないのに。

マスメディアの今後が気になるなら、続き見るべし


タグ:ジャーナル

【それがホントに次にやるべき行動なの?】デビッド・アレン著 田口元監訳「ストレスフリーの整理術」 [読書感想]

2010年初の読書感想記事です。

他の情報整理について書かれた本を読む前に、本書を読むことをお勧めします。

他の本を読む必要がなくなるかもしれないほどのスゴ本です。


続きを読まねば手遅れになるよ


タグ:整理

「週刊 東洋経済 2010年 1/2号」が合併特大号だけあり、面白い件 [読書感想]

週刊 東洋経済 2010年 1/2号 [雑誌]
 
 
 
 
  
先週に引き続き、またまた、週刊 東洋経済 2010年 1/2号さんをご紹介。

今週号は、年末年始の特大合併号ということで、値段がいつもより100円ぐらいお高めです。先週同様、もちろん、ジブンは買っておりませんが、ガッコで抜粋だけして、ウチで、感想だけ付け足してみました。

よろしくどうぞ!


続きなりー!!


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